修羅場

  日本が大戦で敗北して70数年。

恐慌と言う時も有ったが当時の人々は何とか切り抜けて来た、焦土化した日本の中で国民は 産めや増やせや で国民は働き続けて高度成長を成し遂げて来た。

その間、経済の発展と共に国民の生活水準も上がり平和の中での文化の向上は言うまでもないが人々は 平和ボケ とも言うようになった。

この様な社会の中から選ばれた政治を行う国会議員・地方議員も平和ボケの一員である

、一番肝心なのはその政治家の子息が同じ政治家となって繰り返す日本の政は同じ家系の輩ばっかりが行っている。

 

安倍総理をはじめ麻生副総理、そして官僚の中にも世継ぎの大臣が多く名を連ねる現実は時代が変わっても全く変わらない現実が有る。

安倍総理や麻生副総理等は戦後の中で国民はとにかく働けって事で日夜を問わず働いた

その横で何不自由なく育っている訳である。

 

リーマンショックと言う経済危機がアメリカ発で起こった時は経済だけの問題だった!

しかし、今回の様にウィルスに侵されて死に至る感染症は地球上の人々の死活問題。

中国発のウィルスは地球全体に及び人々が死と共に動けない状態を発した、世界の首都

は人の姿が消え死体を積み重ねると言う戦争と同様のありさまとなっている!

これを 修羅場 と言わず何というのか!

 

平和の中で育った人々は金の問題ばかりを言って保証だとか給付だとかばっかり!

本当の修羅場を知らない平和ボケの人々の情けない姿かも知れない。

政府も同様でこの修羅場を切り値ける手段を知らないからモタモタするだけで手段は遅れるばかり!

昔の政治家が見たらどうだろう、嘆く事間違いないだろう。

麻生氏の先代は戦後を切り抜けた吉田氏である、甘えさせて育った現副総理では真似も

出来ない、強情っぱりな総理は子供の頃親に甘えていた其の儘って見えてくる。

 

地方の知事達も色々何かをしようとしている知事もいるが屁理屈の知事もいて統一した

考えを持つ事もなさそうである、しかし若い知事は国の何かを待つこともなくか自主的に策を練って実行している。

修羅場を知らなくても行動することの速さは理解出来るし協力も出来る!

 

戦争の様な修羅場の中でとにかくウィルスの感染を止めるのが求められている訳で国民の一人一人の考えが左右する問題である。

フランスやイギリス、その後のアメリカの様に都市ロックして人々の行き来を遮断しないと到底無理な感染防止にはならない。

平和ボケの日本人はこのウィルスに何を感じているのか、勿論遅れてばかりの政府の対策も、である。

 

修羅場を知らない人々のウィルスに対する戦いはどうしても悲観的になってしまう。